女子複3位決定戦で末綱聡子(27)、前田美順(22)=NEC・SKY=組は魏軼力、張亜ブン組(中国)に1721、1021で敗れ、日本勢初のメダル獲得はならなかった。末綱は4年後のロンドン五輪で後輩たちのサポートを宣言。前田は別のペアと組んで出場を目指す。
日本バドミントン界悲願のメダルは夢とついえた。スエマエが最後に力負け。昨年の世界選手権3位の強豪は、簡単に勝たせてはくれなかった。
中国ペアに対する応援は「加油」(がんばれ)だけでなく、「殺」(打て)まで加わった。スタンドからオグシオこと小椋久美子、潮田玲子(三洋電機)が日の丸の旗を掲げながら「ニッポン」と声をからすと、容赦ないブーイングが飛ぶ。
第1ゲームは1714までリードしたが、そこから第2ゲーム途中まで悪夢の14連続失点。「負けたことは悔しいけど、五輪で4試合できたことは幸せ」。末綱は試合後、前田と握手を交わし、感謝の気持ちを伝えた。
「ここまでこれたのは先輩のおかげ。こちらこそ『ありがとう』といいたい」。前田の気持ちも同じだった。これからは別々の道を歩む。27歳の末綱にとっては北京が最初で最後の五輪だ。「4年後は後輩が五輪のコートに立てるようにサポートしたい」という。前田は22歳の伸び盛り。別のペアで五輪を狙う。
世界ランキング1位の中国ペアを倒し、一躍注目を集めた「スエマエ」。輝いた期間は「オグシオ」よりも短かったが、日本バドミントン界史上最高の4位という強烈な印象を残した。
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